CARRY-IN ROUTE搬入経路の確認について

お部屋に家具が入らないトラブルを回避するために、ご購入前に搬入経路を確認しましょう。
特に長い部分が150cm以上あるソファやTVボードなどの家具は要注意です。
トラブルになるポイントを場所ごとに、ご紹介していきます。

01 商品の梱包サイズを確認

商品の梱包サイズの幅・奥行・高さを確認

商品ページのスペック一覧表の中にある「梱包サイズ」の欄で、梱包サイズの幅・奥行・高さ確認しましょう。


梱包サイズの幅・奥行・高さより、すべての搬入経路で10cm以上の余裕があればおおよそ搬入可能です。
搬入経路を確認するときに、突起物、照明、手すり、スイッチなどがないか同時に見ましょう。
これらの設備がある場合は、これらの設備の長さも合わせて10cm以上の余裕があるか確認しておきましょう。
但し、設備が破損する可能性がある場合は、設置業者の判断により、搬入が難しいケースもあります。


家具を斜めに傾けたり回転させたりして搬入しなくてはならない場合は、幅などの一番長い面より長い奥行が必要になります。
こちらの長さは、数学の「三平方の定理」を使って計算できます。

商品の梱包サイズの梱包対角線の長さを確認

設置したい場所までに曲がり角や高さが足りず商品を傾けて搬入するには、幅などの一番長い面より長い奥行が必要です。
この長さは、「三平方の定理」を使って計算できます。
三平方の定理の公式 √(a^2 + b^2 + c^2)に当てはめ、計算すると√(155^2 + 92^2 + 68^2)=192.6cmになります。

計算が苦手という方は、「三平方の定理 計算」と検索すると計算できるサイトがあります。

こちらの梱包対角線の長さより10cm以上の余裕があれば搬入可能になります。
例えば、天井の高さが足りず傾けて搬入する場合に、梱包対角線の長さより10cm以上の奥行があれば搬入可能になります。

02 お部屋までの搬入経路を確認

お部屋に搬入するまでに、エレベーター、階段、玄関、扉、廊下などでトラブルがよく起こります。
トラブルの起きやすいポイントを確認していきます。

エレベーター

エレベーターを利用して搬入する場合、エレベーターの扉の幅と高さ、エレベーター内部の天井の高さと奥行を確認しましょう

エレベーターの扉と内部のサイズを確認

エレベーターの入口の高さと内部の高さは異なりますので、両方のサイズを確認しましょう。
エレベーターの扉の高さと幅、内部の奥行が梱包サイズより10cm以上の余裕があればエレベーターで搬入可能になります。
手すりがある場合は、その長さを含めて10cm以上の余裕があるか確認しましょう。

商品の梱包サイズよりエレベーターの扉が低い場合

商品の梱包サイズよりエレベーターの扉が低い場合は、商品を傾けての搬入を検討します。
エレベーター内部の奥行が梱包サイズの梱包対角線より長ければ、商品を傾けながらエレベーターに乗せて、搬入可能になる場合があります。

階段

エレベーターが無い場合やエレベーターに入らない場合は、階段を利用しての搬入になります。

階段のサイズを確認

階段が曲がっている場合は、商品を立てて転回する為、天井までの高さが十分か確認しましょう。
踊り場や設置階の天井の高さが梱包サイズより10cm以上長く、踊り場の幅と奥行きが梱包サイズより10cm以上長ければ階段での搬入可能になります。
階段の途中や踊り場に照明がある場合、商品をぶつけて破損する可能性がある場合は搬入ができない場合があります。
階段に手すりがある場合、手すりの長さも想定した長さの余裕が必要になります。

玄関、お部屋の扉

玄関やお部屋の扉のサイズや扉の開く方向などの影響により搬入できない場合があります。

玄関やお部屋の扉のサイズを確認

特にお部屋の扉の前は限られたスペースしかなく、商品を立てて入れるために高さが十分にあるか確認しましょう。
扉の高さが梱包サイズの一番長い面より長く、幅が梱包サイズより10cm以上長ければお部屋の中に搬入可能になります。
扉の前に十分なスペースがある場合は、商品を寝かせて運び入れられるため、幅が梱包サイズより10cm以上の余裕があれば搬入可能です。

廊下

扉付近の廊下の幅が狭い場合や曲がり角がある場合、幅や奥行きが足りず搬入できない場合があります。

扉付近の廊下のサイズを確認

お部屋の扉が手前にしか開かない場合、商品が通らずお部屋に入れられない場合がありますので、開く方向やスペースに余裕があるか確認しましょう。
扉の開く方向が手前側に開く場合は、扉の厚みと取っ手の奥行を含めた長さが、梱包サイズより10cm以上長ければ搬入可能になります。
扉が180°開かない場合は、搬入が難しい場合があります。

曲がり角がある廊下のサイズを確認

90°曲がった廊下の場合は、曲がり角で商品を転回させるために商品を立てて運びますので、十分な高さがあるか確認しましょう。
梱包サイズより天井の長さや幅・奥行が10cm以上ある場合に搬入可能になります。

廊下に照明、スイッチ、ドアホンのモニタなどある場合、商品をぶつけて破損する可能性がある場合は搬入ができない場合があります。
取り外しが可能か梱包サイズより10cm以上の長さがあるかなど事前に確認しましょう。