ソファを長く使うコツ ファブリックのお手入れ方法

普段のお手入れ

衣類の繊維や服についたホコリなど、汚れていないように見えても、布地やソファの隙間には細かいゴミが入っているもの。
今回はソファを気持ちよくご使用いただけるよう、ファブリック(布張り)ソファのお手入れ方法をご紹介いたします!




 

ホコリや細かいゴミのお手入れ方法

1)コロコロを使う
ちょっとしたゴミには、粘着式クリーナーこと「コロコロ」を使っていただくのがお手軽ではないでしょうか。

髪の毛や表面についたゴミを粘着シートにくっつけてお掃除するコロコロは、 急な来客があったり、掃除機の使えない時間帯など、あると便利なアイテムです。
ソファには一見目立たなくても、布地の表面に案外ゴミがついている事に気がつかせてくれます。。。
ソファ以外にもカーペーットやラグのお掃除にも便利ですよ!




2) 布地のブラッシング
コロコロでは取れない布の目に詰まった、ゴミやホコリを取り除くにはブラシを使ってお手入れします。
ソファの布地をよく見ると「織り目」が見えますので、その目に沿って布地に入り込んだ小さなゴミを軽くかき出すようにブラッシングします。

ブラシは、適度に張りのある柔らかめのブラシをおおすすめします。
※毛の硬いブラシを使って強くはらうと、布地を痛める恐れがありますので優しく行ってください。

ファブリックについたホコリやゴミを取り除くことで、布地への不要な摩擦を抑えソファを長持ちさせます。 ブラシは専門店やホームセンターなどでお買い求めできますので、一度探しに行かれてはいかがでしょうか?




3)掃除機で吸い取る


布地に絡んだゴミを掃除機で吸い取ります。
吸い込み口にブラシのアタッチメントをつければ、ファブリックを傷めずにお掃除していただけます。
 クッションを軽く叩いてホコリやゴミを浮かせたり、ブラシではらってから吸い込むとより効果的です!



 
SIEVEのソファはクッションの取り外しができますので、掃除機でのお掃除もしやすくなっています。
例えば、外で元気に遊んで帰ってきてお子様のポケットやズボンの裾から、細かい砂や木くずなどがポロポロ落ちたりなど、ソファの隙間には結構ゴミが入っています。

定期的にクッションをどかしてお掃除をすることによって、ゴミやお菓子の食べこぼしなどを簡単に取り除く事ができます。 取り外しができるクッションは、ベランダなどに持ち運んでクッションをパンパンと叩いて『ホコリをはらう』事もできる便利な一面もあります。


 

汚れやシミのお手入れ

ソファに使われているファブリックは、オールシーズン快適に過ごせるように肌触りの良い布地を素材としています。
布地は吸湿性の高い素材ですので、飲み物をこぼしてしまった汚れや、人の汗や皮脂などの汚れがファブリックに付着してしまいます。
ここからはファブリックについてしまったシミや汚れのお手入れ方法をご紹介いたします!

1)タオルでお手入れ

ぬるま湯に浸したタオルを固く絞って布地の目に沿って拭き取ってください。
汚れがひどい場合は、ぬるま湯の入ったバケツに中性洗剤を数滴入れ拭き取ってください。タオルは目の細かいマイクロファイバーをおすすめします。
拭き終わりましたら、乾いたタオルで水分や洗剤を残らないようしっかりと拭き取ってください。
「ファブリックカバー」・「クッション材」・「木フレーム」・「金物」など、家具は水気に強くはありませんので、濡れた場合はしっかりと水気を拭き取り、自然乾燥させてください。


湿ったままで座ったり摩擦を与えると布地を傷めたり、クッションにカビが生える原因になる場合がありますので、ぜひ覚えておいてくださいね!




2)シミ抜き

トマトソースや赤ワイン、ファンデーションなどの汚れが付着してしまったら、できるだけ早く取り除いてください。
時間が経ってしまうと、汚れを落とすのが大変になります。 まずは大まかに汚れや固形物など取り除き、固くしぼった水拭きで取れないシミは、カバーの内側に当て布をして、シミ取りクリーナーを試してください。


 

シミがついてガッカリしてしまわないように、専用クリーナーはいざという時にあると便利。
ファブリックソファをお使いでしたら備えていると安心ですよ!




3)クリーニング
全体的に汚れが目立ってきましたら、カバーをはがしてドライクリーニングで洗っていただくのをオススメします。

汚れもさることながら、布にしみ込んだ臭いは消臭スプレーやフレグランスなどである程度 緩和できると思いますが、服やコートと同じで、クリーニングにした方がスッキリしますよね。

SIEVEのソファは、全てカバーリングになっていますので汚れたらカバーをはがして洗っていただけます。
 汚れや臭いはもちろん、気分的にもスッキリするのではないでしょうか。

ソファーカバーのクリーニングは、大変なイメージをお持ちの方も多いと思いますが、
例えば、パートソファの2人がけのカバーは、手提げ袋に入れれば女性でも片手で持てるくらいのサイズです。
クリーニングの費用については、ソファのサイズや種類、クリーニング店によって異なりますので、お近くのクリーニング店でご確認ください。

ふだん何気なく使っているソファでも、お手入れ方法や、ケアグッズを持ってられない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
どれも簡単に始められるお手入れ方法ですので、ぜひお試しいただきソファを快適にお使いいただければと思います!



 

【注意】
ドライクリーニングとは、乾燥洗濯(かんそうせんたく)の意味で、水を使わない洗濯方法です。
通常のお洗濯では水と洗剤を使用しますが、ドライクリーニングでは、工業ガソリン等の有機溶剤を使って洗濯をします。
水を使う洗濯に比べ油汚れをよく落とす特徴と、生地の伸縮が生じにくいという利点を持ちます。

家庭用の洗濯機にある「ドライ/ ドライコース」機能は、クリーニング店が行う「ドライクリーニング」とは異なります。
家庭用洗濯機のドライコースは、いわゆる「おしゃれ着洗い」で、おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)と水を使用します。
通常コースの洗濯よりは優しく洗うので、生地を傷めにくい洗濯方法ですが、水を使う為『ドライクリーニング』とは全く異なる洗濯方法です。

洗濯機のメーカーや種類によって、『ドライコース』『おうちクリーニング』『手洗い』『ソフトコース』など名前が異なりますが、ドライクリーニングではありませんのでご注意ください。