ソファや大きめの家具を買うときなど、同時にお部屋の中の雰囲気をガラッと変えたい方も多いですよね。
簡単にお部屋の雰囲気を変えるには、色使いにアレンジを加えることが一番効果的。シックなモノクロから、ポップな色使いまで、様々なカラーコーディネートがあります。
せっかく雰囲気を変えるなら、やはりおしゃれにまとめたいところです。
しかし、「少し難しいな」「センスが必要かな」と思われる方が多いのも実際のところでしょう。どうカラーを組み合わせたらいいか、悩んでしまう。
今回はそんな方におすすめの、意識するだけでカラーコーディネートが劇的にやりやすくなる、3つのポイントをご用意しました。
これらのポイントを身につけると、カラーの組み合わせや家具の組み合わせがスムーズに行くこと間違いなしです。
頭に入れておくとちょっと便利な色の関係について、ご紹介しましょう。
現状のインテリアを見直す
カラーの関係性を見る前に、まずはコーディネートしたいお部屋で使われている、現状のカラーを確認しましょう。
天井の色、床の色、今ある家具の色、などです。 白やアイボリーなど、ナチュラルカラーでまとめられていますか?それとも、もういろいろな色が入っていて、少しごちゃごちゃしてしまっていますか?
カラーの傾向を整えることが、カラーコーディネートの目的です。
さて、自分のお部屋のテイストが見えてきたら、カラーについて知的散歩に出かけましょう。
無彩色:これは色味をもたない黒や灰色、白などのことを指します。
簡単にお部屋の雰囲気を変えるには、色使いにアレンジを加えることが一番効果的。シックなモノクロから、ポップな色使いまで、様々なカラーコーディネートがあります。
せっかく雰囲気を変えるなら、やはりおしゃれにまとめたいところです。
しかし、「少し難しいな」「センスが必要かな」と思われる方が多いのも実際のところでしょう。どうカラーを組み合わせたらいいか、悩んでしまう。
今回はそんな方におすすめの、意識するだけでカラーコーディネートが劇的にやりやすくなる、3つのポイントをご用意しました。
これらのポイントを身につけると、カラーの組み合わせや家具の組み合わせがスムーズに行くこと間違いなしです。
頭に入れておくとちょっと便利な色の関係について、ご紹介しましょう。
現状のインテリアを見直す
カラーの関係性を見る前に、まずはコーディネートしたいお部屋で使われている、現状のカラーを確認しましょう。
天井の色、床の色、今ある家具の色、などです。 白やアイボリーなど、ナチュラルカラーでまとめられていますか?それとも、もういろいろな色が入っていて、少しごちゃごちゃしてしまっていますか?
カラーの傾向を整えることが、カラーコーディネートの目的です。
さて、自分のお部屋のテイストが見えてきたら、カラーについて知的散歩に出かけましょう。
1. 部屋のイメージで、無彩色と有彩色の使い方を決める
まずはカラーコーディネートの基本となるカラーのお話です。 カラーには以下の2つの種類があります。無彩色:これは色味をもたない黒や灰色、白などのことを指します。
白は部屋全体を落ち着かせる効果があります。黒は暗くはなりますが、全体を引き締めることができます。
有彩色:通常私たちが「色」と聞いて想像するものです。
有彩色:通常私たちが「色」と聞いて想像するものです。
赤・青・黄色など、後に出てくる色相環で表すことができる色のことですね。
カラーコーディネートの基本は、この2種類の色について、「どちらに重点を置いて、組み合わせていくか」ということをまず意識します。
カラーコーディネートの基本は、この2種類の色について、「どちらに重点を置いて、組み合わせていくか」ということをまず意識します。
無彩色をつかってモノクロでシックな空間に
白をベースにカラーコーディネートを考えてみましょう。
ソフトブラウンのソファーを基調にして、他の家具もナチュラルな配色に。ランプシェードや扉などに黒をポイント使いすることで、部屋全体にシックな印象を与えます。
シンプルな構成や生活スタイルを好まれる方に、ぴったりな雰囲気です。
ソフトブラウンのソファーを基調にして、他の家具もナチュラルな配色に。ランプシェードや扉などに黒をポイント使いすることで、部屋全体にシックな印象を与えます。
シンプルな構成や生活スタイルを好まれる方に、ぴったりな雰囲気です。
有彩色を使って、パステル調の軽やかな空間に
有彩色でも明度(色の明るさ)を抑えた色で、お部屋を明るくしつつもホッと一息つける空間の構築を目指します。
壁は白、机と椅子にはパステル調の水色を配置しました。床のラグにはモスグリーンを採用することで落ち着きが出ています。
パステルカラーというと、子供部屋をイメージされる方も多いかもしれません。
しかし、落ち着いた空間づくりにも一役買ってくれる、頼もしい色なのです。
壁は白、机と椅子にはパステル調の水色を配置しました。床のラグにはモスグリーンを採用することで落ち着きが出ています。
パステルカラーというと、子供部屋をイメージされる方も多いかもしれません。
しかし、落ち着いた空間づくりにも一役買ってくれる、頼もしい色なのです。
有彩色を使って、ポップなお部屋に
少しビビッドに寄った色使いをすれば、活力の出てくる元気な部屋も構築できます。
ナチュラルな木目調の空間の中に「ハッとする」きれいな青。こういった差し色を生かしていくことで、部屋に動きを加えることができます。見るだけでちょっワクワクしてきますね。
ナチュラルな木目調の空間の中に「ハッとする」きれいな青。こういった差し色を生かしていくことで、部屋に動きを加えることができます。見るだけでちょっワクワクしてきますね。
2. 類似色と補色を使ってバランスのいいカラーコーディネートを
普段生活していて、もしくはインテリア雑誌を眺めていて「あ、この色とこの色は系統が一緒だな」や「この色とこの色はぜんぜん違うんだけど、なぜか溶け込んでいる」などと感じたことはありませんか?
そこにもカラーコーディネートのヒントがあります。色の相性を表す、類似色と補色の関係を見ていきましょう。
そこにもカラーコーディネートのヒントがあります。色の相性を表す、類似色と補色の関係を見ていきましょう。
壁や床と家具の調和を図るためのひと工夫
色のバランスは、10色~24色の輪(色相環)で決まります。この色の配置に沿って、お部屋をコーディネートしていくことも大事な作業の一つです。逆に色の配置を無視していろいろな物を配置してしまうと、ごちゃごちゃとしたお部屋になりがち。色の組み合わせをどう意識していったら良いのか、こちらで見ていきましょう。色相環とは
こちらの画像をご覧ください。似た傾向の色が隣り合って並び、輪を形成しているのがお分かりいただけると思います。
頂点の黄色から始まり、逆時計回りにだんだんと赤に近づき、紫を通して青、その先は緑へとつながり、また黄色に戻ります。
黄色から赤にかけては暖色系、紺から青は寒色系、赤紫~紫と青緑~黄緑は中性色として、あまり温度を感じさせない色となります。
黄色から赤にかけては暖色系、紺から青は寒色系、赤紫~紫と青緑~黄緑は中性色として、あまり温度を感じさせない色となります。
色相環で隣あっている色どうしは馴染みやすい(類似色)
この環の中で隣り合っている色を、意識的にお部屋のカラーコーディネートに利用してみましょう。
上の写真では、床のこげ茶色に、茶色系のレンガ調の壁紙を合わせています。
焦げ茶色は赤を渋く深みのある色に調えたもの。茶色はオレンジを同様に調えたものと言えます。
似通った色を使うことで、落ち着いたおしゃれな空間を作り出しています。
他にも、緑をメインに据えるのであれば、黄緑系の色と青緑系の色が類似色にあたります。デニムの紺をメインに使うのであれば、青系統や紫系統の色が類似色です。
上の写真では、床のこげ茶色に、茶色系のレンガ調の壁紙を合わせています。
焦げ茶色は赤を渋く深みのある色に調えたもの。茶色はオレンジを同様に調えたものと言えます。
似通った色を使うことで、落ち着いたおしゃれな空間を作り出しています。
他にも、緑をメインに据えるのであれば、黄緑系の色と青緑系の色が類似色にあたります。デニムの紺をメインに使うのであれば、青系統や紫系統の色が類似色です。
色相環で正反対の色(補色)にチャレンジ!性格が異なるのに合ってしまうカラーマジック
色相環の中の真逆の色を使うことも、カラーコーディネートにはよく用いられます。
上の写真のようにお部屋の色彩は紺と青緑がメイン。ラグに茶色やオレンジの意匠を取り入れると、遊び心のあるインテリアになります。それでも、お部屋の統一感はしっかりしています。
真逆だからこそ、しっくり馴染むというのが面白いところですね。
青とオレンジ(深みのある青には茶色)、黄緑に紫(オリーブ色に深みのある紫)といった組み合わせを楽しめます。
ビビットな色合いでは、ちょっと冒険的な側面が出てきますが、パステル調や深みのあるカラーなら、手をつけやすいでしょう。こうしたカラーも意識的に使っていきたいですね。
お部屋の中をあまりゴチャゴチャさせず、おしゃれにまとめるにはどうしたら良いのでしょうか?
カラーコーディネートでも同様です。お部屋の中のカラーコーディネートの基本を3色に抑えることで、安定感を醸し出し、すっきりした印象を見る人に与えます。また、その色使いには「黄金比率」と呼ばれるものが存在します。こちらを解説していきましょう。
上の写真のようにお部屋の色彩は紺と青緑がメイン。ラグに茶色やオレンジの意匠を取り入れると、遊び心のあるインテリアになります。それでも、お部屋の統一感はしっかりしています。
真逆だからこそ、しっくり馴染むというのが面白いところですね。
青とオレンジ(深みのある青には茶色)、黄緑に紫(オリーブ色に深みのある紫)といった組み合わせを楽しめます。
ビビットな色合いでは、ちょっと冒険的な側面が出てきますが、パステル調や深みのあるカラーなら、手をつけやすいでしょう。こうしたカラーも意識的に使っていきたいですね。
3. 3つの色を使った黄金比率とは?
家具でも、家の中で使える雑貨でも、巷にはいろいろなカラーの商品が出回っています。しかし、そういったカラフルな商品を片っ端から買ってそろえていっても、お部屋の中に飾った際、ゴチャゴチャした見栄えになりがち。お部屋の中をあまりゴチャゴチャさせず、おしゃれにまとめるにはどうしたら良いのでしょうか?
お部屋のカラーコンセプトは3色を使って
ヒントは3つのカラーに絞ることです。三角形に代表されるように、3という数字は安定感をもたらすものとして古くから使われてきました。カラーコーディネートでも同様です。お部屋の中のカラーコーディネートの基本を3色に抑えることで、安定感を醸し出し、すっきりした印象を見る人に与えます。また、その色使いには「黄金比率」と呼ばれるものが存在します。こちらを解説していきましょう。
7:2.5:0.5は魔法の数字
色の配分にはバランスが存在します。3色と言っても同じ分量で配置しても、それぞれが主張しあってしまい、うまく馴染みません。
ここで意識していただきたいのは、「7:2.5:0.5」の配分です。
ここで意識していただきたいのは、「7:2.5:0.5」の配分です。
こちらの写真を用いて解説していきましょう。
「7」に相当するのは、一般に床や壁、天井等、お部屋の中で大きなスペースを占めるものの色です。「ベースカラー」としてコーディネートを構成する上で基礎になる色です。こちらでは壁・カーテン・ソファを白系の色で統一しています。
「2.5」に相当するのは「アソートカラー」。上掲写真では床とラグ、そして扉の茶色系の色になります。この茶色でお部屋に安定感を出しています。
ベースカラーがおとなしい色であれば、アソートカラーは、コーディネートのコンセプトを決める要素になります。ベースカラーにはっきりした色を選ぶ場合は、類似色や補色を使って全体をなじませるように使いましょう。
そして注目したいのが「0.5」にあたるラグのワンポイントの青色。
これは「アクセントカラー」。このお部屋、実はテーブル横のチェアの座面にも青を配置しています。この青がアクセントに入ることで、お部屋のイメージが引き締まってくるのです。
「7」に相当するのは、一般に床や壁、天井等、お部屋の中で大きなスペースを占めるものの色です。「ベースカラー」としてコーディネートを構成する上で基礎になる色です。こちらでは壁・カーテン・ソファを白系の色で統一しています。
「2.5」に相当するのは「アソートカラー」。上掲写真では床とラグ、そして扉の茶色系の色になります。この茶色でお部屋に安定感を出しています。
ベースカラーがおとなしい色であれば、アソートカラーは、コーディネートのコンセプトを決める要素になります。ベースカラーにはっきりした色を選ぶ場合は、類似色や補色を使って全体をなじませるように使いましょう。
そして注目したいのが「0.5」にあたるラグのワンポイントの青色。
これは「アクセントカラー」。このお部屋、実はテーブル横のチェアの座面にも青を配置しています。この青がアクセントに入ることで、お部屋のイメージが引き締まってくるのです。
アクセントを上手に使う
ここで悩んでしまうのが、アクセントの使い方です。
あまり目立ちすぎるのも何だし、かと言ってこれも類似色で抑えてしまうにはもったいない。
こちらにも写真を掲載しましたが、白やナチュラルな配色のお部屋でしたら、青や紺はアクセントカラーにぴったりです。チェアの色を1つ変えて演出するのは、簡単に取り入れられるおしゃれテクの1つ。カラーコーディネートの面だけでなく、1つだけちょっと特別になるところが、家族のふれあいやゲストを呼んだ際に活きてくること間違いなしです。
他にも、白をはじめとした無彩色を仕切りの色として利用する手法もあります。ベースカラーとアソートカラーを類似色で合わせると、その間を取り持つ色として無彩色がバランスメーカーに変化します。
少しチャレンジして、補色や彩度の高い(鮮やかな)色を使って全体をまとめるのもおすすめです。その際は花瓶や観葉植物、壁時計、普段使いのマグカップやグラスなどで、カラーコーディネートしてみましょう。
あまり目立ちすぎるのも何だし、かと言ってこれも類似色で抑えてしまうにはもったいない。
こちらにも写真を掲載しましたが、白やナチュラルな配色のお部屋でしたら、青や紺はアクセントカラーにぴったりです。チェアの色を1つ変えて演出するのは、簡単に取り入れられるおしゃれテクの1つ。カラーコーディネートの面だけでなく、1つだけちょっと特別になるところが、家族のふれあいやゲストを呼んだ際に活きてくること間違いなしです。
他にも、白をはじめとした無彩色を仕切りの色として利用する手法もあります。ベースカラーとアソートカラーを類似色で合わせると、その間を取り持つ色として無彩色がバランスメーカーに変化します。
少しチャレンジして、補色や彩度の高い(鮮やかな)色を使って全体をまとめるのもおすすめです。その際は花瓶や観葉植物、壁時計、普段使いのマグカップやグラスなどで、カラーコーディネートしてみましょう。
カラーコーディネートは人生を彩る
いかがでしたでしょうか。当コラムではお部屋の中のカラーコーディネートについて、解説しました。以下、まとめてみましょう。
カラーコーディネートを整えるだけで、お部屋のイメージは格段に変わります。
・モノクロな無彩色とカラフルな有彩色を意識すること。
・色相環を意識して、似通った色と正反対の色をインテリアに取り入れること。
・黄金比率7:2.5:0.5をマスターすること。
この3つの意識で、おしゃれ度の高いお部屋をコーディネートすることができます。
壁の露出が多いお部屋であれば、壁紙を貼り付けることや、大きなポスターを飾ることも効果的です。
まずは、どんなお部屋で生活してみたいか、家具紹介ページや出版社などのインテリア特集サイトでイメージを膨らませてみることをおすすめします。
あわせて家具量販店などで、実際の色や大きさなどを確かめていることもいいでしょう。
最近の家具店では、モデルルームの展示にも力を入れるところが出てきました。こういったモデルルームを参考にすることも、いいアイデアです。
ソファ1つとっても、現在ではさまざまな種類があります。座面の高いもの、背もたれの高さや低さ、ソファ自体が浮いているように演出できるもの、座椅子感覚で使えるもの、と多種多様。SIEVEでも幅広くラインナップを取りそろえており、カラーも素材も好みに合わせて選ぶことができます。
ダイニングのテーブルやチェアにも、こだわりの製品を取りそろえております。座面のカラーをソファと合わせてみるのも、おすすめなおしゃれコーデですね。
そして何より、フカフカの感触に体も足元も包まれる感覚は、一度経験してしまったら手放したくないもの。 SIEVEなら購入後のアフターサービスも安心。手軽に、そして末永く付き合っていくことができます。ぜひクオリティの高い一生モノの家具を見つけてください。
お部屋の雰囲気を変えるには、色使いを変えてみて
カラーコーディネートを整えるだけで、お部屋のイメージは格段に変わります。・モノクロな無彩色とカラフルな有彩色を意識すること。
・色相環を意識して、似通った色と正反対の色をインテリアに取り入れること。
・黄金比率7:2.5:0.5をマスターすること。
この3つの意識で、おしゃれ度の高いお部屋をコーディネートすることができます。
壁の露出が多いお部屋であれば、壁紙を貼り付けることや、大きなポスターを飾ることも効果的です。
まずは、どんなお部屋で生活してみたいか、家具紹介ページや出版社などのインテリア特集サイトでイメージを膨らませてみることをおすすめします。
あわせて家具量販店などで、実際の色や大きさなどを確かめていることもいいでしょう。
最近の家具店では、モデルルームの展示にも力を入れるところが出てきました。こういったモデルルームを参考にすることも、いいアイデアです。
心機一転には家具の新調が効果的
職場環境の変化や、新天地での生活が始まる時、転職など人生の中での一大転機では、まわりの環境を変えたくなるものです。とは言え、引っ越しするほどのことではない場合がほとんどでしょう。そんなときは思い切って家具を新調してみましょう。ソファ1つとっても、現在ではさまざまな種類があります。座面の高いもの、背もたれの高さや低さ、ソファ自体が浮いているように演出できるもの、座椅子感覚で使えるもの、と多種多様。SIEVEでも幅広くラインナップを取りそろえており、カラーも素材も好みに合わせて選ぶことができます。
ダイニングのテーブルやチェアにも、こだわりの製品を取りそろえております。座面のカラーをソファと合わせてみるのも、おすすめなおしゃれコーデですね。
ソファやラグで、個性的な部屋を作り上げる
家具の中でもソファやラグなどは視覚に入る面積が大きなものです。そして何より、フカフカの感触に体も足元も包まれる感覚は、一度経験してしまったら手放したくないもの。 SIEVEなら購入後のアフターサービスも安心。手軽に、そして末永く付き合っていくことができます。ぜひクオリティの高い一生モノの家具を見つけてください。