十分に乾燥している事を確認し、サンドペーパー(サンディングペーパー)で全体、または部分的に研磨し、柿渋が染み込みやすく整えます。
研磨が終わったら、全体をきれいな乾いた布で拭き掃除を行います。 削る面の汚れや状態によって事なりますが、 初めは #240番 (中~細目)の紙やすりを使い、目立たない場所でお試しいただき、 削る感覚がわかりましたら、#150番(粗目)で汚れや傷、古い塗料を研磨し、その後、 #240番 で表面を整えます。
サンドペーパーは、目の粗さによって、削れ方が異なります。
粗い目(小さい数字)は早く研磨することができますが傷がつきやすく、細かい目(大きい数字)は傷はつきにくいですが削るのに時間を要します。
初めて研磨される場合は、目立たない場所で確認して、目の細かなサンドペーパーを使い、感覚が掴めてきたら、番手を変えて擦り傷などを消しながら整えていきます。
仕上げは細かいサンドペーパーをご使用ください。 部分的な傷の場合でも、少し広い範囲で慣らすように研磨し、オイルを塗布する事で傷が目立ちにくくなります。
<!!ご注意ください!!>
円を描いたり、木目とは違う向きで研磨をすると、削り跡が擦りキズのように目立つ場合がございますので、必ず木目に沿って削って下さい。
③掃除